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美術学科の教育と目標
新しい絵画・彫刻の創造をめざします。美術はさまざまな芸術の中で、歴史的にも大きな役割を担ってきました。そして今、科学技術の進歩や生活革新が急速に進む中、美術も多様な変化を生み出しています。こうした美術の新しい流れを見据えつつ、過去から現在、未来へとつながる普遍的な「本質」を探り、人間が本来持っている豊かな創造力を育てるのが美術学科の目標です。
学科は絵画と彫刻の2コースで構成。絵画コースには絵画専攻と版画専攻、彫刻コースには彫刻専攻と地域芸術専攻があり、それぞれにおいて専門分野の研究や制作を進めます。
また美術作家の育成と同時に美術教員、学芸員など広く美術に関わる人材の育成もめざしています。演習や実習、創作活動と並行して美術史、デザイン論、解剖学、色彩学、古美術研究など理論・歴史部門や研究部門の科目も用意し、さらに美術館や展覧会での作品鑑賞、工房などの施設見学、現在活躍中の作家や評論家による特別講義など、時代や社会との接点を積極的に設けています。
美術学科 カリキュラムポリシー
各コース、専攻ごとのカリキュラムを編成する。1・2年次には、各コース別の必修である制作実習を履修することにより基礎を固めるとともに、コースの枠を越えた共通演習を行い、表現の視野を広げる。同時に美術理論の専門科目を履修し、技術と理論の両面から教育・研究を進めていく。3年次以降は自由制作を基本に、より専門的な知識、技術、表現力を磨き、普遍的な美術および造形の本質を探究する。4年次には集大成として卒業制作を行い展示発表する。