展覧会・イベント

2019.02.07

美術と街巡り・浦和

本学彫刻コース卒業生の林舞衣子さんが参加しています。

 

 

美術と街巡り・浦和

 

浦和の街は江戸幕府が中山道を五街道に指定したことから浦和宿として誕生しました。また明治の廃藩置県により武蔵国の一部が埼玉県となって、浦和に県庁が置かれることになります。こうした変遷の中で浦和は、そのときどきの社会状況に応じて建物の形や配置を変えながら、今日の街の姿を形成してきました。
美術はある意味で、歴史と現在をつなげる営みであると言えます。作品の制作は、人々の精神の伝統の上に新たな社会的価値を積み重ねていく作業だからです。本事業は浦和駅西口周辺に焦点を当て、街並みの過去と現在を感じさせる場所に美術作品を設置します。
美術作品が置かれると、見慣れた土地も今までとちょっと違って見えてきます。そうするとそこで暮らす人々もまた、その場を活かす工夫をしたくなるはずです。そのとき手掛かりとなるのが、土地の持つ歴史ではないでしょうか。街の歴史を今に活かすこと、それがにぎわいづくりの第一歩だと私たちは考えています。

<後援> 埼玉県教育委員会、さいたま市、さいたま市教育委員会、さいたま商工会議所
<助成> 平成30年度さいたま市文化芸術都市創造補助金
<協賛> Gallery Pepin、名栗温泉 大松閣、酒蔵 力 神宮字明夫
<協力> アートプレイスK、うらわ建築塾、浦和宿たてもの応援団、NPO法人コンテンポラリーアートジャパン、(有)彩光舎、埼玉会館、さいたま市の美術家をつなげる会、NPO法人埼玉情報センター、さいたま市立高砂小学校、さいたま市立本太中学校、埼玉新聞社、NPO法人都市づくりNPOさいたま、柳沢画廊、夢工房MARUYAMA、楽風
<主催> 美術と街巡り・浦和実行委員会

 
街中展
観覧無料(ただし一部観覧条件あり)
会期・開場時間:会場ごとに異なります。「会場・会期・出品者一覧」をご覧ください。▶日程表
▍出品作家
安藤英次、一条美由紀、伊藤ちさと、岩垣有、宇佐美由希子、奥村拓郎、小野美穂、熊谷美奈子、栗又由美、澤田石貴子、染谷厚、高草木裕子、高田由紀子、高橋潤子、高橋好美 、田口輝彦、田中宏美、田中正弘、寺山三佳、徳永雅之、内藤瑞樹、中井昭一、二戸薫、花田伸、林舞衣子、古澤優子、松丸真江、政森暁美、村山之都、茂木威史、山岸君江、山本愛、山本圭子、山本雄大、山本 和香子、陽山貴之
▍会場
住まいランド コルソ店、雪山堂浦和店(雪山堂ギャラリー)、柏屋楽器本店、浦和仲町市街地住宅、白井商事ロイヤルパインズ前店、グッディーズカフェ、(有)サカタ本店、クールヴェルジュ、あまぬま額縁・ガラス作業所(天沼商事)、アートスペース717、三代目満作、フードジャーニー、加島屋商店、Free Style Antiques、こもれび食堂+、Cotton、浦和ワシントンホテル、柏屋楽器フォーラムミュージックセンター、青山茶舗、靴下と生活雑貨のお店「さきっちょ」2Fギャラリー、アトリエ・リング(青山家住宅)、つきのみちくさ、Caffè Baci、nico.、Cafe uwaito