展覧会・イベント

星 守雄 展 ─カラリストたる所以─

展覧会終了のお知らせ(2021年8月31日更新)
 
 「星 守雄 展─カラリストたる所以─」は、東京都の緊急事態宣言発出に伴い、会期を7月11日で一旦休止しておりました。その後もし緊急事態宣言が明ければ9月10日まで再開する予定でしたが、現時点で9月12日まで緊急事態宣言の期間延長が確定しておりますので、誠に残念ながら、このまま展覧会を終了いたします。
 すでにご高覧いただいた皆様には心から御礼申し上げます。また、宣言明けの再開を楽しみにされていた方々には、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

星 守雄 展 ─カラリストたる所以─

 この度、元日本大学芸術学部教授で 2018 年に逝去された星 守雄先生の展覧会を芸術学部構内のA&Dギャラリーにて開催する運びとなりました。
 1960 年、星先生は国画会に彗星の如く現れ、61 年にはピッツバーグ国際展の招待作家となり衆目を集めます。63 年に若くして国画会会員となり、国展を中心に発表を重ねる一方、数多くのグループ展に参加しました。その後、67 年に渡仏。パリのアカデミー・ジュリアンに学び、フランス絵画のアカデミズムを真に理解し、日本に持ち帰った稀有な画家の一人となります。そしてその教えは日藝の絵画専攻に現在も 継承され、脈々と息づいています。
 星先生は “色彩の魔術師” と謳われました。それは天性の色彩画家(カラリスト)に与えられる称号です。本展では、表現の模索が見られる情熱的な 30 代の初期作品から、画壇の中堅を担い脂の乗った 40 代の油彩作品を中心に、130 号の大作を含む約 20 点を展覧いたします。洋画家、星 守雄のカラリストたる所以を肌で感じていただけることと存じます。何卒ご高覧いただきますようご案内申し上げます。

 

日本大学芸術学部美術学科主任 教授 福島唯史 

 

 

2021年6月29日(火)〜7月17日(土)
10:00-18:00 会期中無休

A&Dギャラリー
東京都練馬区旭丘2-42-1
日本大学芸術学部 ギャラリー棟1F
tel.03-5995-8230(美術学科)


投稿:絵画研究室