展覧会・イベント
2012.05.09
CHIKA ECODA 第9回 内山翔二郎・小西光裕「金切り声のあとで」
日程:2012年5月9日(水)~6月2日(土)
時間:10:00〜20:00
休廊:日曜、祝日、5月19日
場所:日本大学芸術学部江古田校舎 西棟地下1階 CHIKA ECODA
日本大学美術学科彫刻コースで運営しているスペースCHIKA ECODAの展覧会のお知らせです。
第9回目となる今回はコーディネーターとして美術ライターの藤田千彩氏にご協力を頂きました。金属にこだわり、彫刻を制作する二人の作家による展覧会です。作品から滲み出る、二人の彫刻家の作ることへの真摯な態度をご高覧ください。展覧会の初日にはアーティストトークも行います。
主催:日本大学藝術学部美術学科彫刻研究室
協力:藤田千彩
□アーティストトーク - 内山翔二郎・小西光裕(本展出品作家)、藤田千彩(アートライター)
時間:5月9日(水) 17:00 -
場所:日本大学芸術学部美術学科 西棟地下1階 CHIKA ECODA
私は毎日、美術館やギャラリーを見て回っています。美術は「作品という情報が目に入り、鑑賞者である私たちの身体や心を揺り動かすものだ」と信じてきました。しかし現代美術の流行とともに、「面白い」という美術には不似合いな形容詞がつかわれたり、「売れやすい」「分かりやすい」という作品が増えて、展覧会を見ても何も感じなくなっていくようになりました。「美術とは何ですか?」と声を上げていたとき、私の問いかけに答えてくれるような作品に出会いました。丁寧に金属と向き合い、きれいにつくろうとする二人の彫刻家、内山翔二郎と小西光裕。彼らの作品を通して、多様化する表現と美術のありかたを一緒に考え直したいのです。(アートライター藤田千彩)