展覧会・イベント
2011.12.02
CHIKA ECODA 第7回 「ニューメソッド」
日程:2011年12月22日(木)~12月27日(火)
時間:9:00〜20:00
休廊:23日(金)、25日(日)
場所:日本大学芸術学部江古田校舎 西棟地下1階 CHIKA ECODA
日本大学美術学科彫刻コースで今年より試験的に始めたスペースCHIKA ECODAの展覧会のお知らせです。 今年最後、第7回となる今回は、日本大学大学院芸術研究科造形芸術専攻彫刻コースと武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースそれぞれの有志による展覧会「ニューメソッド」を開催します。両大学院の彫刻コースでは今年、初の試みとして、武蔵野美術大学にて合同展「かたち道」を開催しました。この展覧会は両大学院生の交流と発奮を期待して企画されました。本展はその後の展開と成果のひとつとして、大学院生達が自ら動き、企画したものです。彼/彼女らは企画に際し、自らに課題を出しました。タイトルの「ニューメソッド」が示す通り、「いままで使っていない素材を使うことで新しい方法を導きだす」ということが本展の課題です。そして、この課題を作家として活躍する両大学の教員にも投げかけ、参加を促しました。両大学の大学院生有志と教員の総勢12名による。実験的な展示です。
企画:倉岡良太(日本大学大学院芸術研究科造形芸術専攻彫刻コース1年)
出品作家:亀島悠平|川越亜優美|河村俊太朗|倉岡良太|酒井厚志|杉内あやの|塚原教子|椋本真理子|八木麻里|伊藤誠|鞍掛純一|冨井大裕
□展覧会について
武蔵野美術大学大学院彫刻コースと日本大学大学院彫刻コースの交流展です。今回の展示にはルールが設けてあります。「自分が一度使ったことのある素材は使ってはいけない」。彫刻作品において素材が占める割合は大きいのではないでしょうか。あるスタイルが確立している場合、素材ありきで成立していることが多いように思われます。そして、形式は素材と方法も不可分の関係にあるでしょう。つまり新しい素材による新しい方法によっていままでと違った作品が生まれるのか。加えて新形式で意味内容も変わるのかあるいは変わらないのか。彫刻作品が成立する過程を捉え直す 機会になれば良いと考えています。 本展企画者:倉岡良太(日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻彫刻コース1年)