キャンパスニュース
2017.09.18
彫刻研究室研修旅行2017
彫刻コースでは、度々研究室企画の研修旅行を行なっています。
過去には瀬戸内芸術祭の鑑賞旅行や、彫刻の森美術館などにいってきました。
本年度は、9月7・8日に「名古屋・三重」へ一泊二日で研修に行きました。
名古屋では、愛知県立美術館の常設・企画展を鑑賞。
三重では、三重県立美術館での企画「テオ・ヤンセン展」と常設企画「柳原義達の芸術」を鑑賞
二日目は、1日かけて、伊勢神宮へ。外宮、内宮、別宮を拝観。内宮では、鳥海宮司の説明を聴きながら、拝観を行いました。
団体で新幹線に乗るのは、楽しいですね。向かい相席。
名古屋から津へ移動。名古屋の写真を撮り忘れました。
三重県立美術館 テオ・ヤンセン展
実際に作品を動かせる体験も。
本研修旅行の目的である、柳原先生の作品群を鑑賞。一度にこれだけ多くの作品を観れる場所は、三重にしかありません。
学芸員 田中さんから、貴重な説明をお聞きします。
石膏原型が丁寧に保存されていました。ブロンズとの違いにたくさんの発見があります。
作品の前で、色々な話が飛び交います。
小雨でしたが、濃厚な1日目の研修でした。
二日目 集合は早朝の5時半 朝焼けが綺麗な伊勢湾。
ほとんど人のいない薄暗い伊勢市駅
外宮の手水舎で清め、神聖な空間へ。
外宮の本宮、朝早くは、人もほとんどいないことから、
音や空気、湿度など色々な情報が静かに身体に入り込みます。
四至神
木々がとにかく大きく立派でした。
晩夏、それでも新しく芽吹く葉が、とても綺麗に見えます。
朝日が木々の木漏れ日から差し込み、自然と手を合わせる様子が美しい。
早朝の外宮参拝の目的は、朝御食の神事を拝観するためでした。
少しの気配りが、聖域と俗界を隔てる記号的な役割をしています。
外宮せんぐう館を鑑賞し、一路 内宮へ移動。
名物伊勢うどん
赤福 かき氷
内宮の見学がスタート。鳥海宮司の説明をいただきました。
始終、面白くまた深くご説明いただきました。
宇治橋前にかかる杭。これにも深い意味が。
奉納を行う広場にて
五十鈴川の川水で手水
風宮へ
風宮では、本当に気持ちい風が流れていました。
柱の隙間に大工の知恵があります。
内宮本宮近くの神木
宇治橋前で。
貴重な体験の多い、伊勢参りでした。鳥海宮司さん本当にありがとうございました。
本年度の研修が、学生のこれからの制作にプラスになればと思います。
彫刻研究室