展覧会・イベント

第10回 柳瀬荘アート教育プロジェクト2024「かたちとゆらぎ」

 

 

 

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|イベント|
[かまど火焚き]11月14日(木)10:00~12:00(かまどに火入れし黄林閣を燻蒸します。)

チラシの掲載日が間違っておりました。

7日は実施しません。

申し訳ありません!!

 

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アート教育プロジェクト

「柳瀬荘アート教育プロジェクト」は、今回で10回目を迎えます。展覧会趣旨におきましては、彫刻作品における かたちの問題に着眼した、「かたちとゆらぎ」としました。日藝彫刻専攻を一定の地平とし、土谷武氏の『歩く鉄』を中心とした彫刻のグループ展を、教職員、大学院生を交え行いたいと思います。

 

 

令和6年度 日本大学芸術学部 学部長指定研究 [柳瀬荘アート教育プロジェクト]

「かたちとゆらぎ」

 

2024年10月17日(木)~11月30日(土)(会期のうち13日間のみ公開)

10月17日(木)、19日(土)、24日(木)、26日(土)、31日(木)、11月7日(木)、9日(土)、14日(木)、16日(土)、21日(木)、23日(土・祝)、28日(木)、30日(土)

|時間|
10:00~15:00

|観覧料|
無料・予約不要

|イベント|
[かまど火焚き]11月7日14日(木)10:00~12:00(かまどに火入れし黄林閣を燻蒸します。)

チラシの掲載日が間違っておりました。申し訳ありません!!

 

|主催|
日本大学芸術学部美術学科彫刻コース・東京国立博物館

|協力|
学校法人 青山学院

|担当|
日本大学芸術学部美術学科(飯田竜太)

|問い合わせ|
03-5995-8230(美術学科代表)

|日本大学芸術学部美術学科HP|

http://nichigei-art.com/

|会場住所|
東京国立博物館 柳瀬荘 埼玉県所沢市大字坂之下437

 


「かたちとゆらぎ」

 

今回の柳瀬荘アート教育プロジェクトでは、元日本大学芸術学部美術学科教授・土谷武氏の名作『歩く鉄』(1981)を特別展示します。この作品は鉄という素材の独特の質感と、土谷氏の緻密な視点で捉えられた「かたち」の美しさが高く評価されています。『歩く鉄』が伝える特有の動きと生命感を基調として、日本大学芸術学部美術学科の教員や卒業生、大学院生の作品が柳瀬荘の伝統的な空間に新たなアートの息吹をもたらします。1980年代は、ポストモダンの影響を受け、往来の彫刻の枠組みを超えたインスタレーションやランドアート、パフォーマンスなどの新しいアプローチが注目されました。日藝の教員、卒業生、学生は、この時代の変革の中心にいて、彫刻の新しい方向性を模索し続けていました。
 普段目にする彫刻作品や場が、静止しているものだと多くの人が感じています。しかし、実際には、全ての物体は微細なレベルで振動しています。彫刻の「ゆらぎ」は、作者と素材の対話、風や光などの自然、または作品に触れた際の人間の動きや思考によって引き起こされます。この「ゆらぎ」は、彫刻の中に秘められたエネルギーや、作家の意図したメッセージが視覚化されたものと言えるでしょう。それは、彫刻と空間、そして人との間の繊細な対話の形です。
 作品と柳瀬荘が織りなす空間は、伝統と革新、彫刻と現代美術、造形のかたちと自然のゆらぎというテーマを、訪問者に感じさせ、考えさせる場となることでしょう。

 

日本大学芸術学部美術学科
彫刻コース地域芸術専攻
助教 金 秋雨

 


 

東京国立博物館 柳瀬荘について

重要文化財黄林閣が所在する柳瀬荘は実業家、茶人として名高い故松永安左エ門氏の別荘でしたが、昭和23年3月に東京国立博物館に寄贈され、現在は週に一度、外観のみ一般に公開されています。荘内の主要建物である「黄林閣」は江戸時代・天保期の民家の特色をよく示すものとして昭和53年に重要文化財に指定されました。荘内にはほかに書院造りの「斜月亭」と茶室の「久木庵」などが残されています。また、武蔵野の面影を今にとどめる雑木林が多く、周辺の開発から一線を画した貴重な自然環境を保っています。

公開日・時間:毎週木曜日
(以下は展覧会開催期間以外の公開日時です。)
10:00-16:00(4月-9月)
10:00-15:00(10月-3月)
ただし、年末年始(12月23日-1月15日)は除く。


 

出品者

青野真澄
浅山夏音
石井琢郎
石田志生
大鹿菜々子
大槻孝之
海崎三郎
カクエンヨウ
鞍掛純一
小林紗己
黄美茜
朱紫潔
張彦博
ZHANG XIN
張晴
程媛媛
丁子璇
寺内曜子
古井彩夏
山本紘大
LIU RUIQI
リンチャーシン
和田政幸
(50音順で表記)
土谷武(日本大学芸術学部美術学科元教授・特別出品)

 


展覧会スケジュール
<展覧会開催日> 以下13日間のみ開催します。

2024年10月17日(木)~11月30日(土)(会期のうち13日間のみ公開)

10月

17日(木)、19日(土)、24日(木)、26日(土)、31日(木)

11月

7日(木)、9日(土)、14日(木)、16日(土)、21日(木)、23日(土・祝)、28日(木)、30日(土)

 

時間: 10:00〜15:00

観覧料:無料
会場名:東京国立博物館 柳瀬荘

開催地住所:埼玉県所沢市大字坂之下437

地図はこちら
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1258

アクセス
〇東武東上線
「志木駅」から西武バス(所沢東口行き)
「西側」下車 徒歩約3分
〇東武東上線
「志木駅」から西武バス(跡見女子大行き)
「中野」下車 徒歩約5分
〇JR武蔵野線
「東所沢駅」から西武バス(志木駅南口行き)
「西側」下車 徒歩約3分


 

今回の展覧会には、本学元教授の土谷武先生の「歩く鉄」を 学校法人 青山学院 様から借用いたします。

そちらの記事が青山学院のニュースになっておりますので、こちらもご高覧ください。

 

https://www.aoyamagakuin.jp/news/2024/1004_01

 

 

投稿:彫刻研究室